MEDICAL
強迫性障害
社交不安障害
過敏性腸症候群

強迫性障害

自分でも無意味、不適切と感じるような考えが繰り返し頭に浮かんできてしまう症状です。
たとえば、外出の前に何度も火の始末を確認する。
鍵をかけたかどうか気になってしまう。
電車の吊革につかまると手を洗わずにはいられない。
等の不安がみられ、それらを打ち消そうと、一日中確認行為を繰り返したりします。
このため日常生活に大きな支障を来たす事になります。
薬物療法や行動療法を行い焦らずに治療を行っていきます。

社交不安障害

社交不安障害とは、「人と接する場面で、注目されたり、恥をかいたりするのでは、ととても不安になる」「人前で発表する時にひどく緊張し、動悸がしたり、大量に汗をかいたり、顔が赤くなったりしてしまう」「会議や会話をしている時に遠慮してしまい、自分の意見を言えず、自己主張が出来ない」大勢の人が見ている前で何かをする、初対面の人に会うのが苦手で緊張する。
その緊張や不安が強すぎるために、 人と接する場面を避けるようになったり、仕事の範囲が狭まったりと社会生活や仕事に支障を生じている状態です。 社交不安障害は、主に思春期など若い頃からみられるため「性格の問題」と勘違いされ、 慢性化するとうつ病などの他の病気を引き起こす原因になります。
薬物療法や精神療法で症状が良くなる心の病気です。

過敏性腸症候群

日本人の約1~2割にみられるといわれる非常にポピュラーな病気です。腹痛や腹部不快感(お腹が張る感じ・ゴロゴロする・残便感などお腹がなにか気持ちがわるい)下痢、便秘などの便通異常が繰り返しおこる。通勤途中、電車を降りてトイレに駆け込むことがよくあるとか、お腹の調子が心配で、外出する気になれないという人は、この病気を疑ってください。
過敏性腸症候群は、「検査をしても異常がない」ことが特徴ですが、おもな原因はストレスです。
ストレスによって自律神経が乱れ、腹痛や下痢、便秘の症状を引き起こすのですが、 一度症状がでるようになると、「またお腹が痛くなったらどうしよう?」という不安がストレスとなり、新たな症状を引き起こしてしまいます。 カウンセリングを通じて、下痢止めや腸のケイレンを止める薬、対症療法的な薬だけでなく、必要ならば抗不安薬、抗うつ薬を処方して、精神的な苦痛を和らげる方法で治療もおこないます。